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令和5年第2回定例会6月議会
令和5年6月16日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 出雲 有希子(自由民主党明石)
1 明石市の治水について
(1) 明石川JR橋梁前後の堆積土及び草木の除去について
(要旨)台風及び長雨の時期が近づくにつれ、地域住民から明石川の氾濫防止についてお尋ねがある。川の水が順調に流れるための整備に係る県との協議について聞く。
(2) 合流管を分流管へ転換する工事が難しい場合の代替案について
(要旨)合流管のままでは想定外の大雨が降った場合、汚水と混じった雨水が道路へ容易に逆流することが考えられるが、対策はどう考えておられるのか。分流管へ変更することが一番の対策であるのは周知の事実であるため、分流化へ向けての予定と、難しい場合の代替案があるのか聞く。
(3) 合流管の高潮対策について
(要旨)船上浄化センターの処理能力を超える雨が降った場合、直接、管の中の水をポンプで海に流す処置をしていると聞いた。それを上回った場合には、吐室から海に放出するとも聞いたが、大潮や波で潮位が高い場合、海水が逆流するおそれがあると聞いている。
高潮の際の海水の逆流対策と、浸水被害があった平成16年の台風以降に行った対策について聞く。
(4) 自助努力について
(要旨)公助でできる範囲はできる限り努力してもらうが、自助の部分については、現在のハザードマップでは大まかすぎると感じる。より細かく、危ないところには前もって土のうを配るなどの配慮とわかりやすいアナウンスをされてはどうか。
2 市民病院の建て替えについて
(1) 今後の市民病院の在り方について
(要旨)令和5年3月本会議において、「今後は、病院で目指すべき診療体制や病院機能、中長期的な視点に立った投資計画など、構想の具体的な検討を進めていく」と答弁があったが、病院の設置者は市長である。設置者の責任において検討を進めるべきであると考える。
建て替えをするのかどうか、現地建て替えなのか移転なのか、大きな方針を市が出さないのに、中長期的な視点に立った投資計画など構想の具体的な検討はできないと考えるが、市の考えを聞く。
(2) 「医療現場や病院経営の観点からさらなる調査・検討が必要」とは具体的にどのような項目を指すのか。
(要旨)令和5年3月本会議で市幹部からは、「医療現場や病院経営の観点からさらなる調査・検討が必要」と答弁があったが、具体的にどのような項目を指すのか。
(3) 市長の言われる検討会について
(要旨)市長選候補者として丸谷市長は、「早急に検討会を立ち上げ、市民の声もしっかりと聞いて、市民が願う市民病院にしたい」とアンケートに答えられている。
既に、昨年の3月に「今後の病院体制のあり方に関する報告書」が議会にも提出されているが、地域の医療提供体制、医療需要の将来予測と医療政策の展望、市民病院が将来目指すべき医療体制など、きめ細かく、データによる分析も終わっている。市長の言われる検討会で何を検討するのか、具体的にお答えいただきたい。
また、地域住民代表や医師会代表、学識者に集まってもらい同じことを検討することは、あり方検討会で真摯に議論していただいた地域住民代表や医師会代表、学識者の方々に礼を失すると思うが、どのようにお考えでしょうか。
(4) 県立がんセンター跡地への建て替え及び移転について
(要旨)令和5年4月に市民病院を県立がんセンター隣に移転する案が新聞に掲載されたが、市民の関心も高いと感じている。
市民病院を県立がんセンター隣に移転することのメリット、デメリットは何か。交付税措置などの建設に対するメリット、デメリット、その後の病院運営、経営に対するメリット、デメリット、何においても市民のへのメリット、デメリットについて教えていただきたい。
また、県立がんセンターの再整備の計画も進んでいるので、連携強化・機能分化を図るのであれば、早期に市民病院の再整備の方向性だけでも示すべきである。市が主体となって早期の検討開始が必要であると思うが、どうお考えであるか聞く。
3 市長の議会に対する認識について
(1) 議会での議決より先にマスコミ発表がある点について
(要旨)市の施策は議会の承認があって進められるものだと思って議員になったのだが、先般、まだ話し合われてもいない「サポート券3,000円の配布」が新聞で発表された。あたかも決定したかのようにマスコミに発表するのが本市の通常の議会対応なのか。市長の認識を問う。