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令和4年第2回定例会12月議会
令和4年12月6日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 三好 宏(自民党真誠会)
1 泉市長の責任の取り方について
(1) 一発アウトとは。
(要旨)9月議会最終日の10月12日、本会議場で泉市長から、来春4月末日をもって政治家を引退する旨の表明があった。市長は、「もうそれは一発アウトだという認識をしております」との発言をされたが、任期はまだ5か月もある。市民からは「一発アウト」とは、即退場ではないかとの声もあるが、その表現の意図は。
(2) 政治家引退発言に二言はないのか。
(要旨)約4年前は、自ら「火をつけてこい」との暴言で辞職され、その後の出直し選挙に出馬されたが、今回の政治家引退発言に二言はないのか。
(3) 報酬削減の考えは。
(要旨)かつて、泉市長は自らの報酬を削減していた時期があるが、現在は規定どおりに戻されている。今回の暴言事件でいろんな方にご迷惑やご心配をかけていることを鑑みて、報酬を削減するお考えはあるのか。
(4) 積年の怒り発言の真意は。
(要旨)本会議では、「11年半の積年の怒りが爆発した」との発言があったが、市長と議会は明石市政の車の両輪として議論を交わし、共に市政発展のために、こどもを核としたまちづくりを掲げ、子育て施策を推進してきたことはお忘れなのか。
(5) 地域政党立ち上げについて
(要旨)御自分の意志を受け継ぐ政治家を育成する側になりたいと、地域政党の設立を表明された。それはまさしく、今回の暴言である「お前、選挙で絶対落としてやる」を実行しようとしているのではないか。また、引退されてからも院政を敷くおつもりか。
2 工場等の緑化に関する届出について
(1) これまでの経緯について
(要旨)明石市工場立地法地域準則条例制定後、明石市は兵庫県へ「工場等の緑化に関する届出」を提出していない。条例の対象となる特定工場である敷地面積が9,000u以上の工場は、敷地の有効活用が可能となったが、9,000u未満の工場については依然として20%の緑地を確保しなければならないのが現状である。老朽化した工場の刷新や社員の労働環境の改善を考え、再整備したいのに、それが思うようにできないのは問題である。大手企業の大きな工場に比べ、体力の劣る中小企業の工場こそ、敷地面積を有効に活用し、生産性を上げられるようにすることが自然であり、これでは逆転現象であると言える。これまで市では、工場緑地のあり方検討会などとも議論を重ねてきたが、この観点について、課題としてどう捉えていたのか、経緯の説明を求める。
(2) 今後の対応について
(要旨)条例対象外である工場の生産性も向上する対策が必要で、将来に向け、地域経済の活性化を目指すためにも、この逆転現象を是正しなければならないと考える。今後どのように対応していくのか、手続きの手順も含め考えを聞く。