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令和7年第1回定例会6月議会
令和7年6月18日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 上田 雅彦(市民の会)
1 交通弱者の移動手段向上について
⑴ 交通弱者の実態把握について
(要旨)明石市東部、特に明舞団地周辺において、坂道・狭路などの地形的制約によりバス停までの移動すら困難な交通弱者(高齢者・障がい者など)が多数存在する現状について、市としてどのように把握しているか。過去に実施した現地調査やヒアリングの有無も含めて、見解を問う。
⑵ 地域ニーズ調査(アンケート)の実施について
(要旨)たこバスの東部エリア延伸などを検討するに当たり、交通弱者の声を客観的に収集する手段として、市による地域住民向け交通ニーズに関するアンケートの実施について、見解を問う。
⑶ 移動支援サービスにおける税の公平性について
(要旨)たこバスが東部エリアに未導入であることにより、同じ税負担をしている市民間で移動支援サービスに格差が生じているとの意見がある中、本市の税の公平性の観点について、見解を問う。
⑷ 松が丘エリアの時計回りルート復活について
(要旨)現在、神姫バス80系統(明舞循環)が松が丘地区を反時計回りで運行しているが、かつて存在していた時計回りルートを復活させることによって交通弱者の支援が期待される。バス事業者との調整や市の支援の可能性について、見解を問う。
⑸ 新たな移動支援策の導入可能性について
(要旨)交通弱者のファーストワンマイル・ラストワンマイル問題を解決するため、住民運営型バス(例:愛知県瀬戸市)、配車アプリによるタクシー相乗り支援、オンデマンド交通などの新たな施策導入の可能性について、見解を問う。
⑹ バス共通寿優待乗車証の利便性向上について
(要旨)高齢者の多くが現金での支払いを余儀なくされており、ICカードを誤って利用すると通常料金が引かれるなどの実態がある。市はこの状況をどのように把握し対応しているのか。また、システム連携が困難な中でも、差額返金制度などの救済措置を講じる考えはあるのか、見解を問う。
⑺ バス共通寿優待乗車証のデジタル化に向けた国の補助金活用について
(要旨)国土交通省や内閣府では、地域交通へのDX導入に対する補助制度がある。明石市単独では困難な場合でも、近隣自治体と連携して国庫補助金の活用を図ることで、バス共通寿優待乗車証のICカード・スマホ連携を含めた利便性向上が可能ではないか、見解を問う。
2 子どもの受動喫煙防止について
⑴ 受動喫煙に関する市民の苦情・相談の現状について
(要旨)受動喫煙に関して本市に寄せられている市民からの苦情や相談の件数及び内容のうち、特に駅前、公園、保育施設周辺といった子どもと接触する機会の多い場所での実態についての見解を問う。
⑵ 子どもへの健康リスクに関する認識について
(要旨)受動喫煙が子どもに与える健康リスク、特に乳幼児突然死症候群(SIDS)や妊婦・胎児への影響などについて見解を問う。
⑶ 庁内連携による受動喫煙対策体制の整備について
(要旨)受動喫煙対策が環境・健康・子どもなど多分野にまたがることを踏まえ、庁内での横断的な体制づくりを今後どのように進めていくのか、その必要性と方向性に対する見解を問う。
⑷ 宣言型条例による理念の発信について
(要旨)子どもにやさしいまち明石として、罰則に先んじて理念を示す宣言型条例の導入について、子どもの健康を守る観点からどのように考えているのか、その可能性と方向性に対する見解を問う。