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令和7年第1回定例会6月議会
令和7年6月18日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 黒田 智子(市民の会)
1 こども支援活動への支援について
⑴ あかしこどもサポーター制度をつくらないか。
(要旨)「こどもたちのためにできることがあるならしたい」との声を聞く。明石のこどもたちを応援したい人・団体の分かりやすい登録制度をつくり、こども食堂や学習支援、放課後児童クラブ等でのボランティアなど、できる活動や支援のマッチングをしてはどうか。
⑵ 支援団体やボランティアとの情報交換・意見交換ができる定期的な場づくりをしないか。
(要旨)こども食堂運営者や不登校支援団体の方から「市内の横のつながりが欲しい」「定期的な情報交換の場が欲しい」などの声が寄せられている。支援者同士の交流会やネットワークづくりをしてはどうか。
⑶ 同じような境遇の保護者同士の交流会ができないか。
(要旨)不登校や発達障害を含む障害や性的マイノリティなど、多様なこどもたちがいる。同じような悩みを抱える保護者同士の交流会を開催できないか。市が企画することで、より多くの保護者につながる機会を提供することができ、より多くの孤独・孤立を解消できると考える。
⑷ こども応援助成金について
(要旨)年1回、春に募集をしているが、年度が変わってすぐの申請が難しいケースもあると聞く。新たな取組を始めようとしても翌年の春まで待たなければならないため、有益な活動なら、いつからでも活動ができるよう、支援ができないか。
⑸ ファンドレイジング(資金調達)の講習会を開催しないか。
(要旨)こどもを支援する団体が持続的に活動するためのファンドレイジングを学ぶ講習会を開催してはどうか。それぞれの団体が持続可能な活動に向け、寄附や会費、助成金、補助金などの財源を獲得する手段を手に入れることは有意義だと考える。
2 学校への太陽光パネル設置について
⑴ 昨年度の5倍の予算で設置する意義について
(要旨)明石市独自の奨学金制度、こども夢応援プロジェクトの予算削減をする一方で、学校への太陽光パネルの設置は5倍の予算(1億6,500万円)になっている。それだけの予算をかけて設置する意義を問う。
⑵ ライフサイクルコストで考えた市の財政への影響について
(要旨)設置費用については、設置後の発電により購入する電力量が減ることで、数年で元が取れると聞いている。設置費用だけでなく、維持・運用にかかるランニングコスト、修繕費用、解体・処分費用なども含めたライフサイクルコストで考えた際に、市の財政への影響はどの程度あるのか。市の見解を問う。
3 明石サービスエリアへのスマートインターチェンジ設置について
⑴ 本当にスマートインターチェンジは必要なのか。
(要旨)大久保インターと玉津インターのわずか4.3キロメートルの区間に、さらなるインターチェンジが必要なのか。市民の方から、不要との声が多数寄せられている。市の認識を問う。
⑵ 石ケ谷公園の梅園は守られるのか。
(要旨)5月3日付の神戸新聞に、丸谷市長の発言として「スマートインターチェンジの検討は石ケ谷公園の梅園エリアだが、私が守りたいのは第二神明道路よりも南のエリア」との記載があった。梅園は、市長が守りたい自然ではないのか。梅園はなくなるのか。
⑶ スマートインターチェンジと大久保北部市有地の利活用について
(要旨)スマートインターチェンジと大久保北部市有地は距離が近く、また令和4年度から行った市の調査も同時期だったため、セットのように感じている市民が一定数おられる。スマートインターチェンジと大久保北部市有地の利活用の関係はどのようなものなのか。市民の混乱を招かないよう、説明を求める。
⑷ 少子高齢化、人口減に対応していく時代の流れと真逆ではないか。
(要旨)人口増が続いている明石も、数年内に人口減に転ずる見込みだ。人口減少となり、担い手も財源も少なくなる中、これまでどおりの公共施設やインフラを維持していくことは難しく、明石市でも全国と同様に公共施設配置適正化を進めている。スマートインターチェンジの設置は、時代の流れと逆行しているのではないか。
⑸ 財政白書を活用し、市民と共に考えないか。
(要旨)丸谷市長は、財政白書について「限りある財源でどんなまちをつくっていくか、市民と一緒に考えるために活用していきたい」と述べられている。限りある財源で、山積する課題の中で優先してスマートインターチェンジを設置することを市民が望むのか。市民と一緒に考える機会をつくってはどうか。