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録画内容

令和7年第1回定例会6月議会
令和7年6月17日 (本会議(議案質疑及び一般質問))

質疑・一般質問 中川 夏望(市民の会)

1 学校給食の充実について
 ⑴ 小学校給食の残食の実態を把握し、配分を検討しないか。
  (要旨)本市の小学校給食では、中学年(3、4年生)の目標栄養量等を設定し、そこから高学年と低学年に一定の比率で分けている。この配分に問題はないのか。学年別の残食の実態を調査し、適正な配分がされているのか調べるべきではないか。また、担任向けにアンケートを実施し、現状を把握してはどうか。本市の見解を問う。
 ⑵ 十分に栄養が摂取できる量の給食を提供しないか。
  (要旨)本市において無償化となっている中学校給食は量が少ないとの声を聞く。本市において提供される給食のエネルギー量は、小学校も中学校も学校給食摂取基準を下回っている。実態を調査し、十分な量を提供しないか。本市の見解を問う。
 ⑶ さらに物価が上がっても質を下げない給食を提供しないか。
  (要旨)物価高騰は収まりそうもなく、今後も食料品の値上がりが想定される。今年度も食材価格高騰に伴う学校給食費に対する公費助成の予算が組まれているが、それでも追いつかない場合、補正予算を組まないか。本市の見解を問う。
 ⑷ 小学校給食の無償化が実施されても、十分な質と量を備えた給食を提供しないか。
  (要旨)令和8年4月から小学校給食の無償化が始まる。国で予算措置されても、十分な質と量を備えた給食を維持するのは市の責務であると考える。もし国からの予算が少なく、十分な給食が用意できなければ、足りない分の予算は市で負担することを検討しないか。本市の見解を問う。
2 国が提示する「保育政策の新たな方向性」について
 ⑴ 3歳児の待機児童をどう解消するのか。
  (要旨)本市の待機児童は昨年度から6名増加して56名となった。今年度は小規模保育事業所を7施設整備するとのことだが、小規模保育事業所は0歳から2歳までの児童を対象としており、保護者は3歳の時に、また新たな園に入園申込みをしなければならない。本市は3歳児の待機児童が2番目に多く、新たな園の受入枠に余裕はない。3歳児の待機児童対策としてどのようなことを検討しているのか。本市の見解を問う。
 ⑵ 保育施設における午睡(お昼寝)の対応について
  (要旨)保育所保育指針や幼保連携型認定こども園教育・保育要領では、睡眠時間はこどもに合わせ、一律にならないよう配慮が求められている。公立保育施設では一律にならないよう配慮されているのか。また、民間の保育施設でも配慮を求める通知をしないか。本市の見解を問う。
3 財政のさらなる見える化について
 ⑴ インフラの現状とこれからの更新予定を市民に分かりやすく公開しないか。
  (要旨)公共施設配置適正化計画では、インフラはライフサイクルコストで対応するとのこと。本市のインフラがボロボロなのであれば、重点的に予算をかけるべきではないか。そうでないのであれば、その根拠資料を市民が理解しやすいように公開すべきではないか。本市の見解を問う。
 ⑵ 今後市政でやることとやらないことを市民に伝わる形で示さないか。
  (要旨)市民の方から財政に関する不安の声を聞く。今の福祉施策を継続しながら、老朽化が進む施設の修繕や新しい施設の整備を全て行うと、当然財政は破綻する。何を続けて何を止めるのかを示さない限り、市民は安心できないのではないか。本市の見解を問う。
 ⑶ 財政白書の人口推移を達成するための施策を示さないか。
  (要旨)人口推移は財政見通しにおける重要な指標である。計算基礎としているSDGs前期戦略計画の人口推計では、合計特殊出生率について、2030年に1.8、2040年以降に2.07と目標値で設定しているが、今のままでは到底達成できない。今後人口増が見込める施策を計画しているのか。そうでなければ財政の見積りは目標ではなく、根拠のある数値を用いるべきではないか。本市の見解を問う。

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