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令和6年第2回定例会12月議会
令和6年12月6日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 山下 祥(市民の会)
1 制度の間で取り残されている子育て世代に目を向けた施策について
⑴ 多子世帯が利用しやすい明石市ファミリーサポートセンターとなるよう工夫をしていかないか。
(要旨)一度に預かることができる子どもの人数は、提供会員1人につき原則として1人となっている。そのことで、例えば3人の子どもがいる世帯は、3人の提供会員とのやり取りを求められ、本当にサポートが必要な人の利用控えが起きている。複数人を柔軟に受け入れられるような制度設計を検討できないか、見解を問う。
⑵ 多様な働き方に合わせた産前・子育て応援ヘルパー派遣となるよう工夫をしていかないか。
(要旨)在宅で仕事をしていたり、1か月未満の制度利用を希望したりする場合には、本制度を利用できないという市民の声を聞く。多様な働き方がある中で、それぞれに応じた柔軟な制度となるよう検討できないか、見解を問う。
⑶ 子育て「6つ目の無料化」としての不妊治療助成について
(要旨)現在、本市で助成している不妊治療ペア検査と兵庫県で助成している先進不妊治療医療の間で、最もニーズのある一般不妊治療が、保険適用とはいえ自己負担が多い現状がある。令和5年9月議会では、先進事例を参考に助成の範囲や回数などについて調査研究していく旨の答弁があったが、その進捗を問う。また、仮に一部助成だとしても、子を授かりたい人も誰一人取り残さないまちに向けて大きく前進できると考えるが、見解を問う。
2 本市の関係人口を濃く広く増やしていく取組について
⑴ タウンミーティングで市民の声を聞いた後の本市における検討状況をHP上で公開しないか。
(要旨)市民の声を聞いて、その後どうなっているか分からないという声が寄せられる。千葉県流山市がご提案への検討状況をホームページ上に掲載しているように、誰もがアクセスしやすい形で情報提供を行って、市政に継続的に関心を抱いてもらう工夫をしないか、見解を問う。
⑵ 文化芸術活動の振興と本市のPRを目的として「アーティスト・イン・レジデンス」の社会実験をしないか。
(要旨)国内外からアーティストを一定期間招聘して、滞在中の活動を支援する取組がある。例えば高松市では、地域との協働やにぎわいの創出、アートの普及や若手アーティストの育成につなげることを目的として施策が導入されている。本市は子育てをしやすく、海のまち・時のまちといった特徴も有する。居住を通じて感じる本市のPRもしてもらいながら、文化芸術の振興を図っていく社会実験をしないか、見解を問う。
⑶ 大蔵海岸を起点として市内全体の観光スポットのPRを加速させていかないか。
(要旨)令和7年度は神戸マラソンが大蔵海岸公園までコース延伸する予定で、6月議会ではモニュメントの設置を提案した。加えて当年度は大阪万博も控えるなど、市外から本市に多くの来訪を誘引できる可能性のある絶好の一年だと考えている。積極的かつ全市的な取組を強化していくべきだと考えるが、見解を問う。