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令和5年第3回定例会12月議会
令和5年12月6日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 林 丸美(明石かがやきネット)
1 協働のまちづくりについて
(1) 協働のまちづくりにおける現状の課題と本市の役割について
(要旨)平成28年に明石市協働のまちづくり推進条例が施行され、これまで、協働のまちづくりの基本理念の下に、各小学校区まちづくり協議会等との協働により小学校区単位のまちづくりが進められてきた。しかし、この間、まちづくりの進捗は校区間で差が出ており、先を行く校区では新たな課題も見えてきている。市民主体のまちづくりを進めることは大切だが、行政が共に汗をかく姿勢も必要ではないかと考える。
同条例では、協働とは「個々が果たすべき役割と責任を自覚し、共に考え、共に力をあわせること」とあるが、小学校区でのまちづくり推進において市が果たすべき役割について、市の見解を問う。
(2) 地域交付金について
(要旨)この間、物価高騰や最低賃金の引き上げなど社会情勢の変化があった。また、現在、地域交付金は一律の基礎額に各校区の取組に応じた加算額を加えて交付されているが、校区によって活動内容や住民数にも差があり、公平性の観点からも、制度設計の見直しが必要ではと考える。市の見解を問う。
(3) まちづくりの担い手について
(要旨)自治会やPTAへの加入率の低下、共働き世帯の増加、ライフスタイルの多様化等により、地域活動に参画してくれる人材の確保が難しくなっている。地域の努力だけではなく、行政の支援も必要であると考えるが、市の見解を問う。
(4) 将来のビジョンについて
(要旨)地域の特性を生かすまちづくりは大切だが、目標や理想が見えず、地域に負担感が残ることは避けなくてはならない。協働のまちづくりを推進することによって、市民にとってどんな未来があるのか、市の見解を問う。
2 こどもの居場所、遊び場について
(1) プレーパークについて
(要旨)プレーパークとは、こどもたちの好奇心を大切にして、自由にやりたいことができる屋外の遊び場で、一般の公園では禁止されているような、たき火や穴掘り、泥遊び、基地づくりなどの様々な遊びにより、こどもの好奇心や創造性を刺激する場となっている。通常、プレーワーカーと呼ばれる遊び環境を支える大人が配置され、こどもの遊びや相談の相手となり、また地域住民とつながる役割も担っている。
近年、こどもの外遊びが減少し、遊ぶ環境にも禁止事項が多い中、のびのびと思い切り遊べ、健やかな成長を促すためにも自由な遊びの場を整備する必要性を感じている。新たな居場所・地域コミュニティの発展にもつながる可能性もあり、設置を検討してはどうかと考えるが、市の見解を問う。