クリックすると、映像配信が開始されます。
ご覧いただく各映像は、明石市議会の公式記録ではありません。
令和5年第3回定例会12月議会
令和5年12月6日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 梅田 宏希(公明党)
1 国の重点支援地方交付金について
(1) 低所得者世帯への支援について
(要旨)世界情勢の混乱の影響等でコロナ禍の物価高騰が続き、特に低所得者世帯の生活を直撃している。一世帯当たり7万円の支援について、国は年内給付を目指しているが、本市でも年内給付の体制はできているかをお答えください。
(2) 生活者支援について
(要旨)生活者支援は各自治体の実情に照らして、具体的な内容を決める推奨事業メニューがある。本市への交付金の額と具体的な事業についての考えをお答えください。
2 工場緑地面積率の緩和について
(1) 市内工場の緑地面積率のアンケート調査について
(要旨)今年度に行ったアンケート調査の結果はどうであったか。どのように分析したのか。また、「SDGs未来安心都市・明石」の観点から、市内事業者と協働して、質の高い緑地の整備や温暖化対策に取り組む展望についてお答えください。
(2) 兵庫県環境の保全と創造に関する条例の対象工場の緩和について
(要旨)市内の9,000u未満の工場は、県の環境の保全と創造に関する条例の規制が継続しており、市内事業者の事業展開ができない。早急に緩和するべきである。お考えをお答えください。
(3) 二見人工島の地域未来投資促進法の適用について
(要旨)当地は工業専用地域であり、播磨町区域は同法を適用して緑地面積率1%である。本市区域は20%から5%に緩和したとはいえ、依然として同じ島内で大きな格差があり、経済活動や地域特性の活用に大きな障壁になっている。
この経済的格差を解消するため、まずは市・県が基本計画を策定するところから始め、国の同意までの手続を開始していくべきである。お考えをお答えください。
3 帯状疱疹ワクチンの助成制度について
(1) 帯状疱疹の認識について
(要旨)過去3回の質問に対する答弁は、@感染力が低く集団感染の可能性も低い。Aワクチンによる健康被害が社会的な問題になるとして、帯状疱疹に苦しむ市民に寄り添う答弁はなかった。今でも、この認識に変わりはないかをお答えください。
(2) 「SDGs未来安心都市・明石」としての認識について
(要旨)SDGsの17ゴールの3番目「すべての人に健康と福祉を」について、80歳までに3人に1人が発症するという国民病であり、今年の10月の調査では全国で316の自治体が助成制度を事業化し、来年度は400以上と言われている。
近隣自治体との横並びではなく、全国の動向を基準に判断すべきである。さらには、市民目線での判断が最も重大である。お考えをお答えください。
4 動物と共生するまちづくりについて
(1) 多頭飼育崩壊の対策について
(要旨)昨年も多頭飼育崩壊が発生した。これまでとは違う取組として、あかし動物センターとボランティア団体が一体となり、猫23匹全てを譲渡し、4か月で解決した。今後の取組として大事なことは、多頭飼育崩壊を未然に防ぐためのチェックシートを活用した事前対策である。関係機関との連携をどのように構築するのか、お考えをお答えください。
(2) 災害時の人とペットの同行避難について
(要旨)近年の温暖化による豪雨災害の頻発を受け、災害避難所における具体的対応マニュアルが作成されている。災害時は人命が最優先であるが、ペットも家族の一員として必ず同行避難者がいる。動物愛護の観点から、また、被災者の心のケアの観点から、本市のマニュアルの見直しをする必要がある。お考えをお答えください。
(3) 災害時の動物救護施設としての動物センターについて
(要旨)災害時、飼い主からの一時預かりや、保護・収容した負傷動物や放浪動物が発生した場合、飼養管理する施設が必要になり、本市の場合はあかし動物センターが対応することになる。東日本大震災、熊本地震の際に大きな課題となった経緯から、本市の現状と対策についてのお考えをお答えください。