クリックすると、映像配信が開始されます。
ご覧いただく各映像は、明石市議会の公式記録ではありません。
令和6年第2回定例会9月議会
令和6年9月19日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 山下 祥(市民の会)
1 大蔵海岸が「世界一の海岸」となるための施策について
⑴ 今夏実施した「インクルーシブビーチin大蔵海岸」の評価と今後の展望について
(要旨)8月4日に、障害のある方でも海水浴ができるイベントが開催された。「誰一人取り残さないまち」かつ「海のまち」としての特色を有する本市として、来年度以降も継続して実施していくべきだと考えるが、市の見解を問う。
⑵ 一年を通じて、誰もが波打ち際近くまでアクセスしやすいよう「(仮称)大蔵海岸インクルーシブロード」整備に向けた検討をしないか。
(要旨)ビーチでは、海水浴やビーチスポーツ以外にも散歩やピクニック、ヨガなど、景色や波の音を感じながら過ごす多様な楽しみ方がある。ベビーカーや車椅子、杖を必要とする方、アウトドアワゴンを用いる方など、誰もがいつでも波打ち際近くまで容易にアクセスできる歩道を整備し、ビーチも包括した「ユニバーサルデ
ザインのまちづくり」をしていかないか、見解を問う。
⑶ 更衣室、トイレ、授乳スペース、日陰のある場所等の整備をしないか。
(要旨)ビーチバレーボールやビーチサッカーなどの全国大会開催時に更衣室がなく、選手らは自身のテントやトイレで着替えている。また、清掃は行き届いているが、トイレの設備自体が古いといった声もある。加えて近年の猛暑やゲリラ豪雨の発生を受けて、屋根のある場所が少ないという問題も顕在化している。このほか授
乳スペースの設置等、一連の整備について、令和5年度建設企業常任委員会議会報告会においても関係競技団体から要望があったため、今後の方針と見解を問う。
2 誰もが安心して快適に楽しめる「豊かな海のまちづくり」について
⑴ 夜間花火禁止区域における禁止時間を22時から21時に前倒ししないか。
(要旨)明石市の環境の保全及び創造に関する基本条例では、22時から日の出まで花火が禁止されている。しかしながら、花火終了後も深夜まで騒音が発生するなど、近隣住民への問題も顕在化している。神戸市須磨海岸や芦屋市では、21時以降は禁止されている。本市でも時間の最適化について検討をしないか、見解を問う。
⑵ 海に沈む夕陽を貴重な観光資源として捉え、「夕陽が美しいまち」としてのプロモーションを強化していかないか。
(要旨)海のまちとして、本市の美しい夕景は天然の観光資源だと考える。日本の夕陽百選選定を目指し、観光地としての魅力向上につなげないか。また、百選に選ばれることで、市民にとってのシビックプライド向上にもつながると考えるが、見解を問う。
3 移住者に焦点を当てた施策について
⑴ 子育て中の移住者の参考になる「お出かけマップ」の作成等、転入する人も誰一人取り残さない情報周知の工夫をさらにしていかないか。
(要旨)本市では、子育て世帯を中心に他市から移住してくる方が多い。他方で、住み慣れた地でないことから「どこに遊びに行けばよいか、情報が限られる」といった悩みも聞く。例えば、伊丹市では「いたみすくすくまっぷ」といって、市内の公園や遊具などがイラストで網羅されたマップが子育て世帯に配布されている。
本市においても、移住者が子育てしやすい支援をさらに整えていかないか、見解を問う。
⑵ 移住者をテーマにしたタウンミーティングをしないか。
(要旨)例えば、子育てのしやすさ以外にも、本市を選ぶに当たっては様々な理由があると考える。「住むに当たって惹かれた理由」「住んでから感じた魅力と課題」など、他のまちを知るからこそ語れる移住者に焦点を当てて声を聞くことで、今後の市政運営に生かしていけると考えるが、見解を問う。