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令和6年第2回定例会9月議会
令和6年9月19日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 三好 宏(自由民主党明石)
1 公共施設のネーミングライツについて
⑴ 公共施設のネーミングライツについて
(要旨)兵庫県の公共施設においては、積極的な自主財源を確保するとの観点から、民間活力を大いに生かすことも含めて、ネーミングライツ制度を導入している。それに倣って、神戸市・尼崎市・西宮市・姫路市・加西市などもネーミングライツ制度を導入しているのが現状である。兵庫県立明石公園内でも、野球場は「明石トーカロ球場」、陸上競技場は「きしろスタジアム」、テニスコートは「NDK来夢・嬉しの森テニスコート」など、施設に明石市内の企業がネーミングライツを所有している。
本市は、財政面に不安要素がある中で、ネーミングライツ制度を導入することにより、市内企業の協力も得ながらその施設に費やす大切な市民の税金投入を最小限に留めることが、今後の持続可能な明石市政運営につながるのではないかと考える。
令和5年6月議会でも質問をしたが、財政白書(たたき案)の中にも、自主財源確保の手段の一つとして「(市有施設など)広告料収入の拡大」と示されている。「ネーミングライツ」について、質問から1年以上が経過し、その調査・検討の進捗状況を聞く。
2 明石中央体育会館と今後のスポーツ環境の整備について
⑴ 明石中央体育会館と今後のスポーツ環境の整備について
(要旨)中央体育会館は、昭和56年に、市民の文化活動の拠点の一つ、カルチャーパークのメイン施設として建設した多目的体育会館で、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨2階建てで、まもなく築43年となる。この間、耐震工事や競技場床面の張替え、LED照明への変更など、その都度、改修工事が行われており、このたびもトイレの洋式化の取組がなされるようだが、施設の老朽化が顕著になっているところである。競技によっては、市内中学校の総体のメイン会場になるなど、あらゆる世代の市内のスポーツの拠点となっているが、土日祝日
の利用が多く、予約が殺到している。また、交通アクセスは良いとは言えず、350台ある駐車場が満車になることもあり、路上駐車も発生している。よって、交通アクセスの良い、駅から徒歩圏内に、第二体育館の設置も視野に入れて考えるべきである。現在、大久保駅周辺地域には複数の公共施設予定地もあることから、球技と武道のすみ分けをすれば、小さいながらも第二体育館は実現可能であり、アリーナ形状にすれば、コンサート等の対応もできるのではないかと考えるが、市の見解を問う。
3 明石市公設地方卸売市場のこれからの在り方について
⑴ 明石市公設地方卸売市場のこれからの在り方について
(要旨)昭和52年の開設以来、48年目を迎えており、耐用年数が経過していた建屋もあり、耐震基準も満たしておらず、老朽化が著しく、天井からの落下物があったことや、手すりやシャッターの腐敗が進んでおり、建て替えも含めて大規模な再整備の必要性が高まっている。再整備に当たっては、数年前から学識経験者も交
えて議論が進んでおり、市場だけの整備のみならず、PFIの手法を用いて、民間の大手運送会社、ネット販売会社、給食提供会社などの流通を担う事業者と共同で、関西一円の重要な流通拠点とする計画も研究されており、早急な対応が望まれている。
昨年の9月議会でも質問をしており、その後、明石市は令和6年度予算に調査費を計上し、現在、委託されたコンサルタントによる調査が始まろうとしているなか、その調査報告は本年12月には示されることになっているが、その調査事項の内容と、それを受けて今後どのような議論がなされていくのか、市の認識を問う。