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録画内容

令和6年第2回定例会9月議会
令和6年9月17日 (本会議(議案質疑及び一般質問))

質疑・一般質問 中川 夏望(市民の会)

1 令和5年度決算について
 ⑴ 令和5年度明石市一般会計について
  (要旨)令和5年度の当初予算では40億円の基金の取崩しが想定されたが、実質単年度収支は0.3億円と、2年ぶりの黒字となった。また、3基金残高の当初予算は78億円を見込んでいたが、実績は119億円、予算を大きく上回り、さらに前年度からも0.1億円積み増して着地した。当初予算から大きく改善できた要因は何か。市長の見解を問う。
 ⑵ 明石地域振興開発株式会社の配当について
  (要旨)本市はアスピア明石を所有する明石地域振興開発株式会社の株式の58%を保有している。令和5年度は1.1億円の黒字で着地した。過去の減損の影響で繰越利益剰余金は21億円のマイナスとなっているが、分配可能額は50億円あるため配当は可能であり、実現できれば大きな財源となる可能性がある。来年度以降の当期純利益の配当を検討しないか。本市の見解を問う。
 ⑶ 国民健康保険事業特別会計 令和9年度の保険料水準の統一までの明石市国民健康保険事業基金残高について
  (要旨)本市は平成30年度以降、保険料率(所得割)を11.72%と、県が示す標準保険料率12.73%に比べ低い料率に据え置いている。そのため令和5年度は赤字であり、今後も赤字が見込まれている。令和5年度の基金残高は、4.9億円取り崩し、14.6億円となっている。令和7年度の基金残高見通しは5.8億円であり、3年後には基金が底をつくと想定される。基金残高について本市の見解を問う。
 ⑷ 国民健康保険事業特別会計 令和9年度の保険料水準の統一までの財源の確保について
  (要旨)県が示す標準保険料率は、収支均衡する料率を設定している。
しかし、標準保険料率が適用される令和9年度までに基金が枯渇するおそれがある。
保険料水準の統一までに赤字を解消することは必須であるが、県は、基金を活用し保険料を抑えている市町は赤字保険者となる可能性があると考えており、被保険者の急激な負担増を考慮し、統一前の段階的な保険料の引上げを推奨している。本市では、統一までの財源をどのように確保するのか。見解を問う。
2 子育て支援のさらなる拡充のために
 ⑴ 放課後児童クラブの入所申込書類を簡素化しないか。
  (要旨)移住してきた保護者から、本市は他市に比べ、放課後児童クラブの入所申込に関する提出書類が多く、手間がかかると聞く。他市に倣い、提出書類を簡素化しないか。本市の見解を問う。
 ⑵ 放課後児童クラブの入所申込を電子申請できるようにしないか。
  (要旨)保護者や担当課の事務作業軽減のため、放課後児童クラブの入所申込を電子申請できるようにしないか。本市の見解を問う。
 ⑶ 放課後児童クラブの利用料について
  (要旨)保護者から、放課後児童クラブの利用料が高すぎるとの声を聞いている。本市の利用料は、おやつ代などを含めて9,600円と、隣の神戸市の6,000円に比べ、高くなっている。子育て世帯の負担軽減のため、利用料を減額しないか。本市の見解を問う。
 ⑷ 保育施設に対する指導監査の結果を公開しないか。
  (要旨)本市では現在、指導監査結果について、件数のみ公開している。他県の指定都市では詳細に公開している市も多く、保護者が自分のこどもを預けている保育園の状況を確認することができ
る。指導監査を形式的なもので済まさず、市民への安心感につなげるためにも、指導監査結果を公開しないか。本市の見解を問う。
3 がん検診の拡充について
 ⑴ 胃がん検診(胃内視鏡検査)を実施しないか。
  (要旨)本市では、ペプシノゲン検査という胃がんリスク検査を実施している。この検査は胃がん自体を見つける検査ではないため、本市の胃がんリスク検査は、がん検診受診率の対象となっていない。厚生労働省が定めるがん検診の指針では、胃がん検診として胃部エックス線検査又は胃内視鏡検査を推奨している。本市でも、胃がん検診として胃内視鏡検査を実施しないか。本市の見解を問う。
 ⑵ ひとり親世帯のがん検診を無料化しないか。
  (要旨)厚生労働省が実施した令和3年全国ひとり親世帯調査結果において、ひとり親の困っていることは、母子世帯は自分の健康が、家計、仕事に次いで3位、父子世帯もまた、自分の健康が、家計、家事に次いで3位であった。経済的な心配を抱え、仕事に家事に育児に忙しいひとり親のがん検診の受診を促すためにも、がん検診を無料化しないか。本市の見解を問う。
4 市民栄誉賞の創設について
 ⑴ 明石市市民栄誉賞を創設しないか。
  (要旨)先日行われたパリパラリンピックにて、本市出身で明石ふるさと大使でもある上地結衣選手が、車いすテニスで金メダルを獲得した。上地選手のように、国際的に顕著なご活躍をされ、市民に希望や活力を与えてくださる方の栄誉をたたえるため、市民栄誉賞を創設しないか。本市の見解を問う。

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