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令和6年第2回定例会9月議会
令和6年9月17日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 梅田 宏希(公明党)
1 令和5年度明石市一般会計決算について
⑴ 財政指標について
(要旨)財政力指数は前年度に比べ低下して悪化、経常収支比率は前年度に比べ低下で改善、公債費負担比率も前年度に比べ低下で改善、基金残高比率は前年度に比べ低下で悪化している。経常収支比率等は改善したとはいえ、監査委員からの審査意見書には令和5年度は退職手当などの支出がなかったことの影響もあると記載がある。見解を問う。
⑵ 健全化判断の4比率について
(要旨)健全化判断比率の実質赤字比率、連結実質赤字比率は値なし、実質公債費比率は早期健全化基準や財政再生基準から見て問題なし、将来負担比率は早期健全化基準から見て問題なしとしているが、決算資料にある今後の市債現在高及び償還額の見込では一般会計の具体的な借入将来予測が分からない。借入を必要とする事業名について問う。
⑶ 市税の収入未済額、不納欠損額について
(要旨)市税については約16億5千万円(対前年度比3.7%)増で決算しているが、収入未済額約9億1千万円、不納欠損額約7千6百万円については改善したとはいえ、税の公平性の観点からさらなる対策を問う。
⑷ 臨時財政対策債について
(要旨)臨時財政対策債は2001年度に導入された地方債の一種で、財源不足を補塡するため、地方自治体が特例として発行する赤字公債である。本市は令和5度末現在高は約485億8千万円、令和5年度は17億2千万円を起債している。赤字公債としての起債は禁じ手であり、基準財政需要額の減少で地方交付税に上乗せ
されない懸念がある。見解を問う。
2 旧明石市立図書館について
⑴ 耐震補強と解体新設の経費の比較について
(要旨)3月議会で解体撤去を前提にした再整備について指摘したが、再考の動きはない。市がワークショップ等で市民に示す資料においても、新旧施設の経費比較はなされておらず、説明が不十分と考える。再度、国の補助メニューも含めての比較を問う。
⑵ 今後のスケジュールについて
(要旨)6月議会の委員会報告資料には、利活用計画(案)を9月議会に報告とあるが、コンセプトと主な機能について曖昧で、設置目的の具体性が見えない。事業の目的、規模、経費を示した上で、検討会を設置し、その後にパブリックコメントを行うべきである。見解を問う。
⑶ 公共施設の全体構想との整合性について
(要旨)本市の公共施設は経年劣化した施設の再整備及び新整備が想定される。旧明石市立図書館の再整備も含めて、具体的な長期的スケジュールと経費について問う。