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令和元年第1回定例会6月議会
令和元年6月14日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 出雲 晶三
1 市役所新庁舎整備について
(1) 新庁舎整備の市民への説明と、今後の取り組み及び基本計画について
(要旨)明石市都市ビジョンや市役所新庁舎建設基本構想が策定されてから約2年が経過した。新庁舎整備について、これまで行政、議会、有識者で議論されてきたが、基本構想にある市民説明会が開催されておらず、市民を巻き込んだ議論がなされていないように思われる。
これからの2年で、建設場所を決定する必要があるが、このままでは市民の賛同が得られるか疑問である。これまでの市民への説明状況と今後の市民への説明の予定について、市の考えを聞く。
また、基本計画はいつ策定されるのかを聞く。
(2) 現在の4つの整備案と西明石案について
(要旨)現在、4つの整備案が示されている。現地案とJT跡地案は、検討に値する案だと思うが、明石駅周辺の東仲ノ町再開発案と、分散配置案は全く理解できない。東仲ノ町再開発案が検討可能ならば、西明石駅南の再開発による整備案も検討可能と考えるが、市の考えを聞く。
(3) 新庁舎整備への市民の参画と協働について
(要旨)市役所新庁舎は、少なくとも50年先まで活用する市のシンボルであり、市民サービスの拠点、市民の心のよりどころとなる施設である。この新庁舎整備こそ、自治基本条例の趣旨にのっとり、計画段階から市民の参画と協働のうえで建設されるべきであると考える。市民が主体的に関わってこそ、市民に大切にされ、誇りに思える施設になると考える。市の考えを聞く。
2 下水道事業について
(1) ネットワーク化事業の見直しと浄化センターの将来展望について
(要旨)平成30年3月の建設企業常任委員会でネットワーク化事業の見直しが示された。
これまで、4浄化センターを連結管で結ぶネットワークを構築し、それぞれの浄化センターの機能不全時や改築時に問題が起きないようにすると聞いていた。ネットワーク化がされなくても問題がないのかを聞く。
現在、4浄化センターがあるが、将来的には処理水量の減少から、3浄化センターでも対応できるのではないかとも考えられるが、市の考えを聞く。
(2) 船上浄化センターの延命化について
(要旨)供用開始から48年が経過する船上浄化センターであるが、一般的に土木構造物の耐用年数が50年と言われるところ、技術の進展などにより70年以上使えるよう延命化を図るとしているが、本当に問題はないのか、考えを聞く。
(3) 東部遮集管について
(要旨)明石川河口のかなり浅い土中に、東部遮集管という管がある。この管の構造、供用開始時期と耐用年数を聞く。
このような管は危険回避のために複数本は必要であると思うが、考えを聞く。
(4) 合流式から分流式への移行について
(要旨)船上浄化センターの処理区内は合流式であるが、分流式への移行が必要との議論が行われてきた。移行への進捗状況を聞く。
3 明石川に架かるJR橋梁の改修について
(1) JR橋梁の下部土手のボトルネック解消に向けた国、県、本市の取り組みについて
(要旨)JR橋梁の下部の土手が川に約7m飛び出し、大水のときは川の流れをせきとめている。この解消について、これまで何度も質問をしてきた。
先日、本年度の国の予算に、明石川のJR橋梁改修事業として4.4億円が計上されたと聞いているが、事業の進捗状況と、国、県、本市の取り組みについて聞く。
(2) 改築工事の完了時期と総予算について
(要旨)明石川流域に住む市民は、大雨のたびに水害の心配をしなければならない。市民が安心できるよう、この改築工事の早期完了が必要である。完了時期と総予算を聞く。
4 明石市自治基本条例の関連条例について
(1) 明石市自治基本条例において「別に条例で定める」とされている条例のうち、未策定の条例について
(要旨)自治基本条例は、平成22年に施行されて9年が経過する。しかし、策定されていなければならない「別に条例で定める」とされている項目のうち、住民投票条例などがいまだ策定されていない。なぜ策定されないのか。市は自治基本条例を軽視しているのではないか。いつ策定されるのかを聞く。