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令和2年第2回定例会9月議会
令和2年9月16日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 楠本 美紀
1 新型コロナ対策に係る介護報酬特例措置による利用者の負担増について
(1) 市の現状と問題点について
(要旨)国はコロナ対応に係る臨時的な措置として、通所介護事業所等に対しサービス時間に応じた区分により算定する報酬について、通常の2区分上位の報酬区分で算定し、利用者に請求できることとしました。
この措置により、利用していないのに、利用したように見せかけて料金を上乗せしたり、既に上限までサービスを利用している利用者への対応、さらには上乗せに同意した利用者と同意しない利用者との不公平は生じないのかなどの懸念がある。本市の現状について聞く。
(2) 利用者負担とならないよう市独自の取組が必要ではないか。
(要旨)長野県飯田市では今回の特例措置を利用しない事業所に利用した場合と同じ補助を行い、利用者の負担が増えないようにしている。
2 小中学校給食に安全・安心の国産小麦を使ったパンを
(1) 小中学校の給食に使われているパンについて
(要旨)本市の小中学校給食のパンに使われている小麦粉の産地はどこなのか。また、農薬グリホサートの残留調査は行われているのかを聞く。
(2) 県内の学校給食で国産小麦のパンを使用している状況は。
(要旨)県内の学校給食でも国産小麦のパンを使うところが増えてきていると聞いているが、現状はどうなのかを聞く。
(3) 子どもたちに安全な食材を。
(要旨)安全・安心の面から、また、地産地消を進めるためにも、本市も学校給食には国産・県内産小麦のパンを使用してはどうか。
3 子どもたちに少人数学級をプレゼントしよう
(1) 少人数学級に対する市の考え方について
(要旨)コロナ禍において、子どもたちの教育を受ける権利を保障するには少人数学級の実現が必要だと考えるが、市の見解を聞く。
(2) 国や県に予算措置を行うよう、市として強力に要望を行ってはどうか。
(要旨)国でも少人数学級推進の動きが見られる今がチャンスである。実現には国や県による予算措置が不可欠であり、市として強力に要望するべきではないか。
(3) 国の動きを待つのではなく、まず明石から。
(要旨)本市では全小学校で1年生の30人学級を実施している。全学年一気に30人学級が無理ならば、可能な方法で段階的に拡大してはどうか。
4 高丘小中一貫教育校について
(1) 形態について
(要旨)他市では小学校、中学校の統廃合の一環として行われているところもあるが、本市はどうなのか。義務教育学校(小学校と中学校を1つの学校に)、併設型(同一設置者の学校)、連携型(異なる設置者の学校)どの形態か。学年の呼称は、1年生から9年生か、それとも小学1年生から6年生と中学1年生から3年生なのかを聞く。
(2) 学習内容について
(要旨)一貫校では外国語教育を小学校1年生から行うが、3年生から始める他校との差は。プログラミング教育は他校でも学べるのか。ICT教育を充実させるとあるが、他校との違いはどうなるのかを聞く。
(3) 通学区域特認校制度の導入について
(要旨)市内全域からの通学を可能とするとあるが、本来の学区内の児童生徒が優先となるのか、募集より応募が多くなった場合はどのように選ぶのか。配慮の必要な児童生徒についても同じように応募ができるのか。
(4) 今後の展開について
(要旨)二見中学校区、錦城中学校区なども検討されていると聞くが、順次、全ての小中学校で実施していくのかを聞く。