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令和2年第2回定例会9月議会
令和2年9月15日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 梅田 宏希
1 議案第83号 令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算について
(1) 財政指標の悪化と今後の市政運営について
(要旨)令和元年度の財政構造の状況を見ると、経常収支比率、実質公債費比率がともに悪化しており、財政構造の硬直化が懸念される。現在、新型コロナウイルス禍にあり、経済の低迷と雇用の先行きが不透明である。そのような中、次期ごみ処理施設の建て替え、市役所新庁舎の整備、老朽施設の整備、災害対策など、喫緊に進めていく事業が予定されている。市民の安全・安心と財政の健全化を進めながら「SDGs未来安心都市・明石」をどのようにして構築するのか、お考えをお答えください。
(2) ふるさと納税促進事業について
(要旨)令和元年度のふるさと納税事業の寄付額が前年度の2倍を超え、制度開始から11年目にして初めて収支が黒字となりました。令和元年度の事業評価と課題、今後の取組についてお答えください。
2 本市中央部の交通対策について
(1) 江井ヶ島松陰新田線と山手環状線の整備について
(要旨)江井ヶ島松陰新田線について、市は6月議会の本会議において、「議会と連携して神戸市側の早期着手を要望する」と答弁した。そしてこの間、議会では正副議長を中心に神戸市議と協議を進めている。市長は先日、神戸市に玉津大久保線整備の要望書を直接手渡したとのことですが、神戸市の対応についてどのように受け止めたのか。山手環状線も含めた、今後の取組をお答えください。
(2) 明石サービスエリアを活用したスマートインターチェンジ整備について
(要旨)大久保北部では、上記の2幹線道路整備に加え、令和6年度に明石サービスエリア付近で神戸西バイパスが第二神明道路と接続する。この高規格道路と2つの幹線道路を明石サービスエリアとスマートインターチェンジで連結することにより、大久保北部は道路ネットワークの重要拠点となる。スマートインターチェンジの整備により、利便性の向上、渋滞緩和、石ヶ谷公園と連携した明石サービスエリアの事業展開等が可能となり、魅力ある地域に変貌することは間違いないと思いますが、お考えをお答えください。
3 住民票の写し等のコンビニ交付サービスについて
(1) コンビニ交付サービスが未導入の理由について
(要旨)市民から中核市でありながら、なぜ住民票などのコンビニ交付をしないのかと指摘された。総務省もマイナンバーカードを利用した住民票等のコンビニ交付サービスを推進している。全国のコンビニ等で「いつでも、どこでも、すぐに」証明書が取れるとして、全国の地方自治体にサービスが拡大している。既に全市区町村1,741自治体中751自治体が実施、県下では41市町中32市町が実施しており、実施率は78%となっている。市民本位の行政運営を掲げながら、最も身近な市民サービスを実施しない理由をお答えください。
(2) コンビニ交付の前提となるマイナンバーカード取得について
(要旨)サービスを開始しても、マイナンバーカードがなければ利用できない。国はマイナポイント事業等を通じてマイナンバーカード取得を積極的に進めている。本市のマイナンバーカード取得推進策についてお答えください。
(3) コンビニ交付システム導入について
(要旨)総務省はコンビニ交付の普及に力を入れており、財政力を理由に実施していない小規模市町村に対しては、初期費用の全額を負担する実証実験への参加を呼び掛けている。本市はこの対象とはなりませんが、市民サービス向上のため、早急にコンビニ交付システムの導入を決断するべきと考えます。