日程:
議案第99号から同第107号まで一括上程
質疑及び一般質問
録画内容:
令和3年第2回定例会12月議会
令和3年12月8日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 出雲 晶三
1 明石川の治水と災害時の停電対策について
  (1) JR明石川橋梁工事の進捗状況と出水期の現場養生、及び完了後の事業効果について
   (要旨)本工事はJR橋梁部のボトルネック解消のための予算規模40億円以上の大きな事業である。令和2年11月に着手され、令和7年度完成に向けて着々と進んでいるようである。川中の工事は渇水期に行われているが、豪雨災害が頻発する中、出水期における工事現場の養生は万全か聞く。
 また、本工事完成により、明石川からの浸水リスクがどれくらい緩和されるのか、流域を水害から守ることができるのか、完了後の事業効果を聞く。
  (2) 市内流域の明石川堆積土砂撤去工事について
   (要旨)明石川左岸の嘉永橋の上下流と、右岸の北王子東側にかなりの土砂が堆積し、河川水の流下を妨げている。年々堆積する土砂の浚渫は不可欠である。令和2年度に予定していた嘉永橋の上下流の土砂を浚渫する工事は未完了となったが、今年度に再度実施するとの報告があり、地元住民は明石川の治水に大きな効果があると期待している。進捗状況及び、市の撤去工事に対する思いを聞く。
  (3) 上流部の堆積土砂浚渫と樹木伐採について
   (要旨)上流の神戸市の流域には、多くの土砂がたまり樹木が繁茂している。もし、神戸市域で明石川が氾濫すれば、河川水が市域に流れ込むことになる。県は明石市内だけでなく神戸市域の土砂浚渫と樹木伐採を実施すべきであると考える。上流部における改修計画について聞く。
 また、旧神明道路の下流側の右岸の堤体内に民有地が存在しているように見受けられる。権利関係はどうなっているのか疑問である。いずれも県事業であるが、県と市の連携や、市が地域との橋渡しを担うことが重要であることから、市の見解を聞く。
  (4) 災害時の避難所や個人宅の停電対策について
   (要旨)水害や地震災害発生時に停電が起きた際、避難所や個人宅で電気自動車やハイブリッド車が一般電源として利用できると聞いている。市も避難所対策として車両ディーラーと協定を結んでいると聞いているが、ハイブリッド車をどのように一般電源として利用するのか。また、そのことを市民に啓発しているのかを聞く。
 その他、停電対策として、どのようなものを考えているかについても聞く。

2 JR西明石駅南地区の都市計画道路について
  (1) 都市計画道路についての地権者や地元住民の考えについて
   (要旨)令和3年10月、地元の地権者に都市計画道路についての説明を行うと聞いた。このような都市計画事業については、賛成、反対の意見、また総論賛成、各論反対との意見も出てくる。このたび、地元で説明を行い、地権者や地元住民、地元自治会の反応や意見、考えや雰囲気はどのようなものだったのかを聞く。
 この都市計画道路は、予定どおり令和4年に都市計画決定を行い、令和5年に事業実施すると聞いている。多くの市民が期待しているが、市の見解を聞く。
  (2) JR西明石駅の東口について
   (要旨)JR西明石駅の東口について、西口南側に改札口ができると東口は閉鎖するのではないかとの話を聞いた。そのような考えがあるのかを聞く。
 東口の整備には、費用面、技術面、工期面等の課題があると聞いているが、整備は必要である。西口南側改札口の整備終了後に、東口駅南広場につながる都市計画道路の整備、東口南北駅広場を結ぶ自由通路の再整備等を継続して行うべきであると考える。今から計画し準備すべきである。市の見解を聞く。