日程:
議案第53号から同第71号まで一括上程
質疑及び一般質問
録画内容:
令和7年第2回定例会9月議会
令和7年9月17日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 長尾 博子(公明党)
1 脳脊髄液減少症の正しい理解と周知について
 ⑴ 本市における脳脊髄液減少症への取組状況について
  (要旨)脳脊髄液減少症は起立性調節障害と混同されやすく、診断や支援が遅れる場合がある。そこで、本市における取組状況について問う。
 ⑵ 脳脊髄液減少症における明石市医師会との連携体制について
  (要旨)医療従事者の間でも、症状自体の存在が疑われていたことや、いまだに正しく知られていない症状であること、医師によっても判断が異なっている現状もあると聞いている。本市医師会と、脳脊髄液減少症を正しく認識し共有し合う連携体制をつくるべきと考えるが、市の見解を問う。
 ⑶ 脳脊髄液減少症に関する市民への周知について
  (要旨)脳脊髄液減少症については、交通事故やスポーツ外傷などの外的な要因だけでなく、日常生活の中でも発症することがあり、正しい診断や適切な治療につながらない事例も少なくない。本市として、市民に対する正しい理解と周知を進める必要があると考えるが、市の見解を問う。
2 家庭の廃食用油をSAF(持続可能な航空燃料)等に再生利用する取組について
 ⑴ 本市の廃食用油のバイオディーゼル燃料としての取組状況について
  (要旨)本市では、家庭から排出される使用済み食用油を、市内7か所の無人拠点回収や曜日、時間を指定した有人拠点回収により集めている。その後、回収した廃食用油は精製され、市内のごみ収集車の燃料として再生利用されているが、取組の現状を問う。
 ⑵ 本市の家庭から出る廃食用油をSAFに活用する取組について
  (要旨)航空機は、鉄道など他の輸送機関よりも二酸化炭素排出量が多く、脱炭素化の取組が急務となっている。こうした中、植物由来の廃食用油などを再利用して作られるSAFは、従来の燃料に比べて二酸化炭素排出量を約8割削減できる点が大きな注目を集めている。資源循環と脱炭素に大きく貢献できるSAFの再生利用に本市も取り組まないか。
3 高齢者等の移動支援の拡充について
 ⑴ 時速20km未満でゆっくり走る小型電動車両 「グリーンスローモビリティ」の実証調査結果について
  (要旨)国土交通省の無償貸与による実証調査に本市を含む7地域が選定され、2019年10月30日から11月22日に東朝霧丘、朝霧山手町方面で実施された。その調査結果の詳細と、なぜ次年度に試験運行されなかったのかを問う。
 ⑵ 次世代移動サービスMaaSとしてのAIオンデマンド交通の導入について
  (要旨)本市においても高齢者の免許返納やバス路線の縮小などにより、日常生活に必要な移動手段の確保が課題となっている。坂道の多い地域における高齢者等の移動支援策として、次世代移動サービスMaaSの一つであるAIオンデマンド交通を導入しないか、市の見解を問う。