日程:
議案第54号から同第66号まで一括上程
質疑及び一般質問
議案付託のこと
録画内容:
令和6年第1回定例会6月議会
令和6年6月18日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 梅田 宏希(公明党)
1 都市計画道路の進捗について
 (1) 山手環状線について
  (要旨)国道2号の大久保から西明石の渋滞解消の切り札となる山手環状線の大窪工区約700メートルの整備が、2026年度供用開始に向け進行中です。計画どおり進捗しているのか、また、開通すれば県道神戸明石線(県道21号)の障子口交差点の渋滞が懸念されます。どのような対策を考えているかを問う。
 (2) 江井ヶ島松陰新田線について
  (要旨)本市の東西交通渋滞の解消には、山手環状線と時を合わせて江井ヶ島松陰新田線の完成が必要でありますが、計画道路内に遺跡があるとお聞きしました。2026年度の供用開始はできるのかを問う。
 (3) 神戸市道玉津大久保線について
  (要旨)江井ヶ島松陰新田線と共に神戸市道玉津大久保線の整備が進まなければ供用開始には至りません。国道175号まで直結でなくても、県道野村明石線まで開通すれば供用開始となります。神戸市との協議がどこまで進展しているのかを問う。

2 明石港東外港地区再開発計画について
 (1) 再開発計画に対する市の対応について
  (要旨)瀬戸内海国立公園の東の玄関口である明石海峡にある明石港は、風光明媚な観光の一等地である。県は2017年に再開発計画をまとめ、これに基づき再開発に取り組むとし、2022年には市の意見、要望があれば文書で説明を求めるとしている。昨年の6月議会の答弁では市の方針は見えない。見解を問う。
 (2) 土地利用の基本的な方向性について
  (要旨)再開発計画では、中心市街地の南の拠点を形成し、回遊性を高めることで、中心市街地のさらなるにぎわい創出を図るとしている。その具体的な取組は市の提案が重要である。どのような提案構想を持っているのかを問う。
 (3) 海の駅、道の駅整備構想について
  (要旨)2014年に海の駅について質問しましたが、答弁は大変に消極的なものでした。現在は、砂利揚げ場も撤去され、再開発計画の県民アイデア募集での意見の95%がにぎわいに関する内容であり、クルーズ施設の提案もあります。海の駅、道の駅整備構想について問う。
 (4) 再開発計画策定の時期について
  (要旨)新庁舎の供用開始は2027年度と計画されました。旧庁舎の解体撤去も同時に始まります。市役所と再開発事業を一体整備するためには、再整備の実施設計を完了する必要があります。県への積極的な働きかけが求められます。本気度を問う。

3 大久保北部整備構想について
 (1) 石ケ谷公園のポテンシャルについて
  (要旨)この公園は標高約85メートルの丘陵地にあり、東に大阪湾、南に明石海峡大橋、淡路島、西に播磨灘のパノラマの眺望が開けており、公園内の植栽、施設、遊具、駐車場も充実して市民の憩いの場として大いに利用されている。サービスエリアに隣接しておりウェルカムゲートから人が入れる。観光ポテンシャルの認識を問う。
 (2) 第二神明道路の交通量の将来予測について
  (要旨)第二神明道路、神戸西バイパス、播磨臨海道路の連結が近い将来に計画されている。高速道路網の整備が明石サービスエリア、スマートインターチェンジの需要にどのような影響があるかを問う。
 (3) NEXCO(ネクスコ)西日本との連携について
  (要旨)第二神明道路の東西にサービスエリアはなく、一体整備による地域活性化の可能性が高い。NEXCO西日本はサービスエリアを通して、地産地消、地域活性化の促進に寄与するとしており、連携協議を行い大久保北部の活性化に取り組むべきである。見解を問う。
 (4) 一体整備の本市側の取組について
  (要旨)明石市は、16ヘクタールの石ケ谷公園、約8ヘクタールの遊休地の利活用、クリーンセンターの余熱の利用、漁連や農協、商工会議所との連携を踏まえて、NEXCO西日本に整備案を提案すべきと考える。見解を問う。