日程:
議案第54号から同第66号まで一括上程
質疑及び一般質問
録画内容:
令和6年第1回定例会6月議会
令和6年6月17日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 山中 裕司(市民の会)
1 身寄りがない高齢者の終活支援について
 (1) 独り暮らし高齢者の終活支援の充実について
  (要旨)高齢化や未婚率の上昇に伴い、頼れる親族がいない独り暮らし高齢者が増加している。身寄りがないことで入院や死亡などの際に手続きが困難になることが多く、身の回りの世話などの支援をケアマネジャーなどが業務外で行っていることが問題になっている。あらかじめ本人が決めた終活の内容を登録できる終活登録制度を策定してはどうか、市の見解を問う。
 (2) 空き家対策の取組について
  (要旨)所有者が不明であったり、所有者が死亡したが相続人が不在の空き家が増えている。適切な管理が行われていない空き家は、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしている。空き家予備軍への発生予防策の構築と空き家バンク等の取組が必要だと考えるが、市の見解を問う。

2 子どもの体験格差の解消に向けた取組について
 (1) 本市にある里山や里海を活用した自然体験の取組について
  (要旨)様々な事情で子どもが得られる体験に格差が生じる「体験格差」が起きている。学校外の体験機会が得られるかどうかで、学習意欲や課題解決能力に影響するという指摘もある。体験格差を解消し、子どもたちが必要な力を育むために、本市の里山や里海をプレーパークとして活用し、自然体験ができないか、市の見解を問う。
 (2) 市内の多目的広場の活用による夏休み格差の解消について
  (要旨)学校がない夏休み期間は、特に家庭による格差が拡大しやすい。学校に提出する絵日記に書くことがないと悩む子どもたちがいる。大蔵海岸の多目的広場等を朝7時〜9時まで、夏休み期間のみ試験的に開放できないか、市の見解を問う。