日程:
議案第5号から同第18号まで一括上程
質疑及び一般質問
録画内容:
令和元年第1回定例会6月議会
令和元年6月18日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 楠本 美紀
1 軽・中度難聴児補聴器購入費等助成事業について
  (1) 必要なタイミングで機器ごとに助成をしてはどうか。
   (要旨)平成31年3月に採択された請願項目である軽・中度難聴児の補聴器購入費等助成事業において、現在、FM補聴システム(デジタル無線方式のものを含む)と補聴器は、ひとくくりの助成項目となっている。必要なタイミングで機器ごとに助成をしてはどうか。
  (2) 修理費用も助成の対象としてはどうか。
   (要旨)同じく請願項目である補聴器の修理費用に関しても、現在は全額自己負担となっている。精密機器のため高額になることもあり、助成の対象としてはどうか。
  (3) 助成対象外の基準の引き上げを。
   (要旨)同じく請願項目である助成対象外の基準について、身体障害者手帳所持者の補装具費支給制度と同じ「市民税所得割額が46万円以上の世帯」となるよう基準を見直してはどうか。

2 ひきこもり対策について
  (1) ひきこもり当事者の人数について
   (要旨)本年3月、内閣府は40歳から64歳までのひきこもり当事者の推計人数を約61万人と発表した。本市ではどのくらいの人数がいるのか。
  (2) ひきこもりに関する相談について
   (要旨)本市ではこころのケア相談を行っているが、ひきこもりに関する相談も行っているのか。相談につなげるのが解決への第一歩だと考えるが、相談場所を知らない方もまだまだいる。また、家族は自分の育て方が悪かった、自分の責任だと考え、相談することをためらっている方もいる。
  (3) 本市のひきこもり問題への取り組みについて
   (要旨)ひきこもる原因、年齢、生活環境はさまざまだと思うが、少しでも回復した、また、社会とのつながりを持つことができた事例などを示せないか。100人いれば100通りの対処方法が必要だと思うが、少しでも家族の方に希望を持ってもらえるような工夫が必要である。

3 保育所の安全対策について
  (1) 大津市で起きた事故を受けて、本市の対応はどうだったのか。
   (要旨)大津市で園外保育中に痛ましい事故が起きてしまった。保育所の対応に問題点があったとは考えられないが、ガードレールがあればなどの意見も出ている。市内保育所(園)、認定こども園などの園外保育の安全性は確認したのか。
  (2) 危険箇所に対して何らかの対策を。
   (要旨)危険箇所が確認されればルートを変えるなどの保育所側の対応や、道路整備などの関係部署との連携で安全対策を図るべきだと考える。
  (3) 子どもの発達に欠かせない園庭等の確保について
   (要旨)保育所(園)の設計段階で工夫して極力、園庭を造るようにしてはどうか。難しい場合には、保育所を公園の隣に建設するなどの工夫をするべきではないか。

4 国民健康保険について
  (1) 都道府県単位化後どのような変化があったのか。
   (要旨)平成30年度より、都道府県が市町村とともに運営を担う体制がスタートしたが、どのような変化があったのか。
  (2) 今後の見通しはどうか。
   (要旨)貧富の差が大きくなっている昨今、本市の国民健康保険は、所得額100万円未満の世帯が平成30年3月末現在で25,946世帯あり、全加入世帯の66.5%を占めている。この先の見通しはどうなのか。
  (3) 高すぎる保険料の引き下げを。
   (要旨)アンケートでは、高すぎる保険料の引き下げを求める声が多くあった。平成29年度は滞納世帯が1割あり、協会けんぽに比べて、多子世帯では保険料が2倍になっている場合もある。市としても工夫して保険料を引き下げることはできないか。

5 南畑踏切と駅のバリアフリー化について
  (1) 南畑踏切のエレベーター付き歩道橋建設の進捗状況は。
   (要旨)JR西明石駅の西側に位置する南畑踏切は、過去に死亡事故も起きている。渡る距離が長く、遮断機が上がってすぐに渡り始めても、渡り切らないうちに遮断機が下りてしまうこともある。歩道橋建設の進捗状況を聞く。付近の民家の立ち退きや、新幹線との交差部分について問題はないのか。
  (2) 山陽電鉄各駅のバリアフリー化について
   (要旨)昨年、江井ヶ島駅のバリアフリー化が完了し、今年度は林崎松江海岸駅の設計予算が計上されているが、完成までの計画はどのようになっているのか。大蔵谷、人丸前、藤江、中八木、西江井ヶ島、魚住各駅でのバリアフリー化は考えられているのか。
  (3) JR西明石駅在来線東口のバリアフリー化について
   (要旨)本市は、SDGs未来安心都市を掲げ、インクルーシブ条例の制定も進めている。車椅子の方も、高齢者も、電車に乗って移動する機会がふえてきており、改札からホームへのエレベーターを早急に整備するべきではないか。