議案第49号から同第69号まで一括上程
質疑及び一般質問

令和元年第2回定例会12月議会
令和元年12月9日 (本会議（議案質疑及び一般質問）)

質疑・一般質問　家根谷　敦子

1　災害対策について
　　（1）　福祉避難所に対する取り組みについて
　　　(要旨）本市では、福祉避難所が2カ所と全小学校に福祉避難室が設置されているが、他の自治体では、医療的ケアも取り入れた福祉避難所が設けられている。
　万一の大災害に備え、避難所設備や利用方法など、今後の取り組みについてお尋ねしたい。
　　（2）　避難訓練について
　　　（要旨）本市では、2016年に発生した熊本地震をきっかけに、第2次福祉避難所として市内外の6法人8施設と協定を結んだ。万一の災害を想定し、障害当事者の安全確保のためにも、市内全ての地域で当事者参加型の避難訓練が必要と考える。避難訓練に対する今後の取り組みについてお尋ねしたい。

2　インクルーシブ教育について
　　（1）　難聴児に対する情報保障について
　　　（要旨）現在、市内の小学校で難聴学級が設けられているのは2校のみである。しかし、難聴学級がない小学校に通う難聴児もいる。現在、児童生徒に対する情報・コミュニケーション保障やサポートは、どのように取り組まれているのか。手話や文字情報によるサポートも必要と考える。
　難聴学級も含めた現状と、誰一人取り残さない（仮称）あかしインクルーシブ条例を制定しようとしている本市の今後の取り組みについてお尋ねしたい。
　　（2）　新生児における聴覚スクリーニング検査について
　　　（要旨）出生後すぐの新生児に対し、難聴の早期発見を目的に聴覚スクリーニング検査が行われている。その際、難聴が疑われる場合に人工内耳を勧めるだけでは十分ではなく、手話など視覚的な言葉の習得が必要と考える。発見時の対応や、こども局と福祉局の連携について、実績などもお尋ねしたい。