日程:
議案第56号から同第79号まで一括上程
質疑及び一般質問
録画内容:
令和5年第3回定例会9月議会
令和5年9月12日 (本会議(議案質疑及び一般質問))
質疑・一般質問 千住 啓介(自由民主党明石)
1 令和4年度決算について
(1) 実質単年度収支赤字について
(要旨)実質単年度収支額が約7.2億円の赤字となった。市税が10.4億円の増額であるが、3年ぶりの赤字である。経常収支比率も前年度より2.6ポイント悪化し94.1%となった。本市の財政見通しを不安視する声もある。市長の見解を聞く。
(2) 決算から読み解く歳入確保について
(要旨)市税が10.4億円増額した。この主な理由は、企業業績が堅調に推移したことにより法人税が5.1億円、納税義務者数や所得増により個人市民税が3.3億円増加したこと等によるものである。このことから企業や市民の所得を増やす施策展開が必要と考えるが、市長の見解を聞く。
(3) 歳出の目的別比率について
(要旨)歳出目的別構成比において、民生費49.3%に対して、商工費は1%、土木費は5.7%である。類似団体と比較しても民生費に偏りがあるように見えるが、市長の見解を聞く。
2 福島県への非科学的ないわれなき風評被害の撲滅について
(1) ALPS処理水の海洋放出について
(要旨)日本政府は、この処理水は人体及び環境への影響はなく、安全であるとの見解を示している。そのような中、隣国の中国は、この処理水を汚染水という非科学的な歪曲した報道を流し、日本産水産物の輸入停止をWTOに通知した。このような非科学的なことは決して許されるものでない。この処理水放出に対する市長の見解を聞く。
(2) 風評被害を撲滅し、社会に安心を与える施策について
(要旨)全国知事会においても、この風評被害をなくそうと福島県産の水産物の普及を促進している。海のまちとして栄えてきた歴史を持つ本市としても支援をしていくべきと考えるが、市長の見解を聞く。
(3) 友好都市無錫市への対応について
(要旨)無錫市とは長年友好関係を保ってきた。この関係はこのような時に役立つものと考える。無錫市へ処理水の理解を求めるべきと考えるが、市長の見解を聞く。
3 明石市西部地区のまちづくりについて
(1) 土山駅周辺のまちづくりについて
(要旨)駅北側道路の慢性的な道路渋滞、安全な歩行者道路の確保等、隣接する自治体や県と協調しながらまちづくりを進めないといけない。また、同地域は公共交通の便数も少ないエリアである。本市の認識を問う。
(2) 国道2号の交通渋滞について
(要旨)魚住から土山付近にかけて慢性的な交通渋滞が起きている。また、その付近交差点の南北線も同様である。早期に改善を行うべきと考えるが、その課題認識と今後の方針について、市長の見解を問う。
(3) 二見地区における公共施設整備について
(要旨)令和3年度、令和4年度にも公共施設整備検討予算が計上されていたが、実施されていない。いつになったら実施されるのか疑問に思う。市長の見解を問う。
(4) 新しい住宅地開発に伴う公園整備について
(要旨)近年、小規模な住宅開発が行われてきた。その結果、住宅密集地が増えてきたが、公共施設、特に住民の憩いの場となる公園が不足していると考える。新しい公園を整備するべきと考えるが、市長の見解を問う。
(5) 東二見駅周辺のまちづくりについて
(要旨)本市における西の玄関口にあたる駅周辺エリアの再整備について、市長の見解を問う。
4 明石市消防署中崎分署の移転について
(1) 中崎分署移転について
(要旨)8月25日に市民団体が中崎遊園地移転の変更を求める要望書を市長宛てに提出した。9月4日から設計業務に伴うボーリング工事が予定されていたが、市長が工事をストップさせたと聞いている。なぜストップさせたのか。その真意を市長に問う。